【初級におすすめ文法本】ヒチョル先生のひとめでわかる韓国語きほんのきほん

この本は一冊に色々な情報のカテゴリーを入れたかったのが感じられました。
先生特有の教え方を活かして本を作ったようです。
例えば語尾の’다’をなくして後ろに文法を付けるものを集めて’다’を取ると言って
‘タトリくん’と名付けて’活用形1タトリくん’とタイトルを決めるなどです。
大きくチャプターは4つで分かれていて〔韓国語のきほん〕〔きほんの単語とフレーズ〕〔文法のきほん〕〔いろいろな表現〕です。
〔韓国語のきほん〕の中で簡単な数字やハングル文字について扱い、〔いろいろな表現〕の中でも文法が入ります。
私が使っている本では発音のルールは10個ありましたがなぜかここでは9個まででした。
チャプターの間ではコラムを挟んで韓国のことわざ、韓国の敬語やパンマルについて、擬音語・擬態語も入ってます。
イラストが可愛くて左ページではパターンを、右のページでは練習問題がありレイアウトが複雑ではないので一人で勉強するにはいいです。
しかし大体の本と同じで日本語の発音表記はそのまま発音したら変な発音になるため、音声DLを聞きながらでないと
初心者におすすめできません。
 固有数詞は30までしか書いてないこと、
活用する時の例外について説明が足りないと思いました。
例文もあれば良かったなと思います。
一冊に色々なカテゴリーを入れようとしたから
ちょっと難しそうなものは縮約したようです。
説明が足りないことで全くの初心者が誤解する可能性があるので
足りない部分は調べて勉強したらいいですね。
 単語や例文は少ないので文法の理解のために使えば良さそうです。
簡単な文法もかなり分解して先生なりの分類をし、説明してるので
なんも考えずにパラパラとみて覚えやすいと思います。

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